サゲジョーとはどんなサークルか|全12本・レビュー274件を数えて分かった「着衣10本」という偏り

椅子に掛けられたカーディガンと、伏せて置かれた本

サゲジョーは、2017年からFANZA同人で作品を出しているサークルです。取り扱いのある作品は12本、そこに付いたレビューは合計273件、平均評価は4.50。9年で12本という刊行ペースは年1.2本で、多作型ではありません。ただしこのサークルには、数字の並びに分かりやすい癖が二つ出ています。ひとつはページ数の中央値が32Pと薄いこと。もうひとつは12本すべてに「巨乳」が付き、そのうえで「着衣」が10本に付いていることです。ここでは作品数・レビュー・価格・ページ数・ジャンルタグという公開データだけを使って、サゲジョーがどういうサークルなのか、最初の1冊をどう選ぶのかを整理します。(本ページはアフィリエイトリンクを含みます)

数字で見るサゲジョー

CIRCLE DATA

数字で見るサゲジョー

作品数12本
活動期間2017〜20269年
刊行ペース1.2本/年
レビュー総数274件
平均評価4.505点満点
定価770円660〜5,060円
ページ数32P25〜519P
1ページあたり25.2円同人全体の中央値 16.4円の1.5倍
FANZA専売9本全12本の75%・DLsiteでは買えない
セール中0本集計12本のうち
よく付くタグ 巨乳100% 着衣83% 中出し75% フェラ75% パイズリ58% ラブラブ・あまあま58%

集計対象:FANZA同人の全取り扱い分 /出所:FANZA(DMM Webサービス)・2026-10-22時点

最初に押さえておきたいのは12本・273件・平均4.50という組み合わせです。1本あたりのレビュー件数に直すと約22.8件。作品数が二桁のサークルとしては、反応が薄く散っている状態ではありません(出所:FANZA・2026年9月20日時点)。

刊行の内訳は2017年に1本、2020年に1本、2022年に3本、2023年に3本、2024年に2本、2026年に2本。2018年・2019年・2021年・2025年は取り扱い上の刊行がゼロという並びです。活動は9年にわたりますが、均等に出し続けてきたわけではなく、2022年から2023年に6本が集中している形になっています。この2年で12本の半分です。

もうひとつ目を引くのが価格とページ数の関係です。定価の中央値は770円。これは同人1冊としては安いほうの帯に入ります。ところがページ数の中央値は32Pで、こちらも薄いほうです。割り算をすると、1ページあたりの中央値は25.2円。同人誌ズカンが定価ベースで集計した同人全体の中央値16.7円に対して約1.5倍という位置になります。安い本を出しているサークルではあるのですが、ページ単価で見ると相場より高い側です。この点は後の章で作品ごとに分解します。

何を描いてきたサークルか

12本に付けられたジャンルタグから、「男性向け」「成人向け」といった分類用のタグを除いた頻度が以下です。全12本が集計対象なので、これは人気上位だけを抜き出した数字ではなく、取り扱いのある作品すべての傾向です(出所:FANZA・2026年9月20日時点)。

タグ 本数 12本のうち
巨乳 12本 全12本
着衣 10本 約83%
中出し 9本 75%
フェラ 9本 75%
パイズリ 7本 約58%
ラブラブ・あまあま 7本 約58%
めがね 6本 50%
おっぱい 5本 約42%

「巨乳」が12本、つまり取り扱いのある作品すべてに付いています。ここが土台で、例外がありません。そこに「パイズリ」7本が重なるので、体型の設定が題材の中心に置かれていると読み取れます。「おっぱい」5本を合わせると、同じ方向のタグが三重に積まれている状態です。

■ 「着衣」が10本という偏り

このサークルの数字でいちばん特徴が出ているのは「着衣」10本です。12本のうち10本、約83%に付いています。同人誌ズカンで同じ形式で集計した他のサークルを見ると、X∞MODEL・スルメニウムのいずれも上位タグに「着衣」は入っていません。つまりこれはジャンル全体の共通項ではなく、サゲジョーの側の偏りだと考えられます。

「着衣」は、脱がさないまま進む構図に付くタグです。これが「巨乳」12本と重なっているところに、このサークルの作り方が出ています。体型を題材の中心に置きながら、服を残したまま描く。裸を前提にした構成とは、見せ方の設計が変わります。服の下にある体をどう分からせるかという方向に寄っているという傾向が読み取れます。

もう一点、「ラブラブ・あまあま」が7本で「中出し」9本と近い本数で並んでいます。関係を壊す方向のタグが上位に来ていない一方で、感情の距離が近い設定が半数を超えています。関係が成立したあと、あるいは成立する過程を描く型が多いという並びです。「めがね」6本は、そこに乗る人物設定の傾向として読めます。

■ タイトルが状況を1行で説明しきる型

タイトルの文字面にも、はっきりした癖が出ています。12本のうち何本かを並べます。

  • 日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏(2024年)
  • 窓の椿-保護者だったはずの私はいま隣の子とスケベに身体を重ね合っている-(2023年)
  • JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで(2023年)
  • 放課後子作り性教育-ピュアでスケベな発育良い子にマンツーマン中出し-(2026年)
  • 弊社全員推しでエロ巨乳の先輩俺にだけあまあまエッチでメス快楽堕ち(2023年)

いずれも誰が誰とどういう状況にあるのかを、タイトルの一行で言い切っている形です。「日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母も」であれば、関係と時間と相手の三つがタイトルに入っています。「保護者だったはずの私はいま隣の子と」も同じで、立場の変化を副題で説明しています。ジャンル名を並べるだけの付け方ではなく、読む前に状況が分かる長さまで書く型が繰り返されていると読み取れます。

これは選ぶ側にとっては扱いやすい条件です。タイトルを見た時点で舞台と関係が決まっているので、タグを調べる前に自分に合うかどうかの見当が付きます。逆に2017年のデビュー作「乳物語」と2022年の「もう〇〇じゃないんだよ?」は短い付け方で、この長いタイトルの型は2023年前後から目立ってきたものという推移が見えます。

価格の傾向と、どう買うか

定価は660円〜5,060円、中央値は770円です。内訳は770円が7本、1,540円が3本、660円が1本、5,060円が1本。12本のうち7本が770円という一点に集まっているのが、このサークルの価格設計です(出所:FANZA・2026年9月20日時点。以下の価格はすべて定価)。

作品名 定価 ページ数 1ページあたり 発売年
サゲジョー総集編 5,060円 519P 約9.8円 2024年
日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏プラス 1,540円 75P 約20.5円 2026年
日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏 1,540円 66P 約23.3円 2024年
放課後子作り性教育 1,540円 54P 約28.5円 2026年
窓の椿 770円 33P 約23.3円 2023年
JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで 770円 32P 約24.1円 2023年
弊社全員推しでエロ巨乳の先輩俺にだけあまあまエッチでメス快楽堕ち 770円 32P 約24.1円 2023年
もう〇〇じゃないんだよ? 770円 28P 約27.5円 2022年
入部したらオレ以外全員エロROMレイヤーだった 770円 28P 約27.5円 2020年
オナホ販売員のお仕事は大変です! 770円 28P 約27.5円 2022年
お隣さんは陰キャっぽいのに隠れビッチ 770円 26P 約29.6円 2022年
乳物語 660円 25P 約26.4円 2017年

表にすると関係が見えてきます。770円の7本はページ数が26〜33Pの範囲に収まっているため、1ページあたりは23.3〜29.6円の帯です。同人全体の中央値16.7円と比べると、この帯はどれも上側に来ます。1冊の総額が安いのは薄いぶんの安さであって、ページ単価としては割安の側ではありません。単価の考え方はページ数別に同人誌の値段と相場でまとめてあります。

1,540円の3本は54〜75Pで、ページ単価は20.5〜28.5円。厚くなっても単価がそのまま下がるわけではないのが、この3本の並びです。とくに「放課後子作り性教育」は54Pで1,540円なので約28.5円、770円の薄い本と同じ帯に入ります。総額で選ぶのとページ単価で選ぶのでは、答えが入れ替わる構成になっています。

■ 総集編519Pだけが別の帯にいる

12本のうち1本だけ、価格の桁が違うのが「サゲジョー総集編」(519P・2024年)です。1ページあたりは約9.8円。12本の中で唯一、同人全体の中央値16.7円を下回っています。それ以外の11本が20円台後半に寄っているのに対して、ここだけ半分以下の単価です。

総額は5,060円で、単品を1冊買うのとは予算の規模が変わります。ただ519Pという分量は、770円の薄い本を16冊買っても届かない数字です。単価で選ぶなら総集編、総額を抑えるなら単品という、はっきりした二択になっているのがこのサークルの価格構成です。単品を4〜5冊買う予定があるなら、先に総集編の収録範囲を確認したほうが計算が合いやすくなります。

■ セールの扱い

FANZA同人では定期的にセールが行われ、対象になると表示価格が定価から下がります。2026年9月20日時点では12本のうち5本が割引対象で、770円の作品が539円、660円の作品が462円で出ていました。いずれも定価の3割引にあたる価格で、割引が入っているのは770円・660円の薄い帯だけ、1,540円の3本と総集編は定価のままでした。

539円まで下がると1ページあたりは19円台に入り、相場に近づきます。ただ割引の対象と期間は入れ替わるので、判断の基準は定価で持っておき、買う時点で表示価格を見るのが扱いやすい形です。このページの数字はすべて定価で計算しています。

レビューが集まっている作品

以下はレビュー件数の多い順に並べたものです。評価の高さではなく「何人が反応を残したか」を基準にしています。売られている期間が長いほど件数は積み上がるため、発売年もあわせて見てください(出所:FANZA・2026年9月20日時点)。

# 作品名 レビュー件数 平均評価 定価 ページ数 発売年
1 日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏 50件 4.78 1,540円 66P 2024年
2 窓の椿 40件 4.55 770円 33P 2023年
3 JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで 35件 4.80 770円 32P 2023年
4 オナホ販売員のお仕事は大変です! 25件 4.36 770円 28P 2022年
5 弊社全員推しでエロ巨乳の先輩俺にだけあまあまエッチでメス快楽堕ち 22件 4.59 770円 32P 2023年
6 日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏プラス 20件 4.80 1,540円 75P 2026年
7 放課後子作り性教育 17件 5.00 1,540円 54P 2026年

サゲジョーの人気作品

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  1. 1 FANZA専売日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏プラス ★4.76 (21) 1540
  2. 2 FANZA専売サゲジョー総集編 ★4.75 (16) 5060
  3. 3 FANZA専売窓の椿-保護者だったはずの私はいま隣の子とスケベに身体を重ね合っている- ★4.55 (40) 770
  4. 4 FANZA専売弊社全員推しでエロ巨乳の先輩俺にだけあまあまエッチでメス快楽堕ち ★4.59 (22) 770
  5. 5 FANZA専売放課後子作り性教育-ピュアでスケベな発育良い子にマンツーマン中出し- ★5.00 (17) 1540
  6. 6 FANZA専売日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏 ★4.78 (50) 1540
  7. 7 FANZA専売もう〇〇じゃないんだよ? ★4.05 (19) 770
  8. 8 入部したらオレ以外全員エロROMレイヤーだった ★4.19 (16) 770

作品情報・画像はFANZAより取得。価格・在庫は変動します。

1位の「日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏」が50件。2位の「窓の椿」が40件、3位の「JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで」が35件で、上位3本で125件、サークル全体273件の約46%を占めています。12本に散らばっているというより、上のほうへまとまっている分布です。

平均評価で並べ替えると順番が変わります。最も高いのは2026年の「放課後子作り性教育」で5.00(17件)。次が「JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで」の4.80(35件)と「夏プラス」の4.80(20件)、続いて「夏」の4.78(50件)です。件数が最多の1本は、評価では4番目という並びになります。件数が積み上がるほど評価の幅は広がるので、これ自体は自然な動きです。50件が集まった状態の4.78は、十分に高い位置の数字です。

下側も見ておきます。12本のうち最も評価が低いのは2017年のデビュー作「乳物語」で3.50(2件)、次が2022年の「もう〇〇じゃないんだよ?」の4.05(19件)です。「乳物語」は件数が2件しかないため、2人の評価がそのまま平均になっている状態で、他の作品と同じ精度では比べられません。件数が10件を超えている11本は、いずれも4.05以上に収まっています。

■ 同じ題材の続きが1本ある

この表で見落としたくないのが、1位の「夏」(2024年・50件・4.78・66P)と6位の「夏プラス」(2026年・20件・4.80・75P)です。タイトルが同じで末尾に「プラス」が付き、ページ数が66Pから75Pへ9P増えて、定価は1,540円のままという関係になっています。2年後に出た同題材の作品ということが、タイトルとページ数から読み取れます。

件数は50件と20件で差がありますが、これは売られている期間の差が大きく効きます。2024年の「夏」は2年以上、2026年の「夏プラス」は同年の刊行です。2年で50件に対して、同年で20件という積み上がり方です。平均評価は4.78と4.80でほぼ同じ帯に並んでいます。

はじめて読むならどこから

12本あるので、どこから入るかは基準の取り方で変わります。軸ごとに分けて挙げます。数字はすべて定価とレビュー件数(出所:FANZA・2026年9月20日時点)です。

■ 多くの人が通った入口から入るなら

「日焼け跡の娘と夫婦になったその夜、義母もうっかり孕ませてしまう夏」(50件・4.78・定価66P・2024年)。レビュー件数がサークル内で最も多く、2位に10件の差を付けています。66Pで1,540円なので薄い帯の作品ではなく、1冊で読む量もある側です。このサークルの名前で最も反応が集まっている1本から確かめたい場合はここになります。

■ 770円で薄く試すなら

「窓の椿」(40件・4.55・定価33P・2023年)が、770円の帯でレビュー件数の最も多い作品です。33Pで1ページあたり約23.3円。770円の7本の中では、件数が2番目に多い「JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで」(35件・4.80・32P)と合わせて、この2本に770円帯の反応が集中しています。総額を抑えて1冊だけ見るなら、この2本のどちらかが件数の裏付けがある選択です。

■ 評価の数字を基準にするなら

「放課後子作り性教育」(17件・5.00・定価54P・2026年)が、12本で平均評価の最も高い作品です。件数は17件で積み上がっている途中ですが、その17件が5.00に揃っています。件数と評価のバランスを取るなら「JK中退強がり社長が部下の父性に負け淫らに腰を振り寝取るまで」(35件・4.80)が、35件という母数を保ちながら4.80の位置にいます。

■ ページ単価で選ぶなら

「サゲジョー総集編」(16件・4.75・定価519P・2024年)。1ページあたり約9.8円で、12本の中で単価が最も低い1本です。総額は5,060円と最も高くなりますが、519Pという分量に対しての値付けです。単品を数冊まとめて買う予定なら、先にこちらの収録範囲を確認してから決めるのが計算の合う順序になります。

■ 予算をいちばん抑えるなら

定価が最も安いのは「乳物語」の660円(25P・2017年)です。ただしレビューは2件・3.50で、他の作品と比べるには件数が足りません。金額で選ぶなら、770円の7本のうち割引対象になっている作品を見るほうが実際的です。2026年9月20日時点では770円の4本が539円で出ていました。

■ 「着衣」の作りを確かめたいなら

このサークルの偏りが「着衣」10本にあることは前の章で見た通りです。約83%に付いているタグなので、件数上位の作品を選べば、そのまま着衣の作りに当たる確率が高いという構成になっています。上位3本(夏・窓の椿・JK中退強がり社長)から入るのが、この特徴を確かめる最短の道です。

このサークルの数字をどう使うか

サゲジョーの数字は、「定価の安さ」と「ページ単価の安さ」が一致しないことの分かりやすい例になっています。中央値770円という定価は、同人1冊としては手を出しやすい金額です。しかしページ数の中央値が32Pなので、1ページに直すと25.2円、同人全体の中央値16.7円の約1.5倍になります。

この二つを混ぜると判断がずれます。770円だから割安、というのは総額の話でしかありません。逆に5,060円の総集編は総額では最も高いのに、ページ単価では12本で最も低い。薄くて安い本と、厚くて高い本の、どちらが自分にとって得なのかは「何冊買うつもりか」で変わります。1冊だけなら770円の帯、4〜5冊読むつもりなら総集編の単価と比べる——という順序で見ると、このサークルの価格構成は使いやすくなります。

ページ数別の単価の目安は同人誌の値段と相場に、他のサークルの作品数・レビュー・価格を同じ形式で並べたものはFANZA同人サークル図鑑(サークル一覧)にまとめてあります。100本規模のサークルと12本のサークルでは、そもそも探す手順が変わります。

まとめ

サゲジョーは、2017年から2026年までの9年で12本を出し、その12本に273件のレビューと4.50の平均評価が集まっているサークルです。1本あたり約22.8件。刊行は2022〜2023年の2年に6本が集中しています。タグは12本すべてに「巨乳」、10本に「着衣」が付き、ここがこのサークルの偏りとして数字に出ていました。

定価は660〜5,060円、中央値770円。ページ数の中央値32Pで、1ページあたりは25.2円です。安い本が多いサークルですが、それは薄いぶんの安さで、ページ単価では相場より上側に来ます。12本という数は、上位3本で全体の反応の約46%を占める分布でした。まずその3本のどれかから入って、合うようなら770円の帯を足していく。総集編に進むかどうかは、その時点で冊数を数えてから決めれば足ります。